貝化石肥料の使い方


水稲

 

稲刈り後、秋に写真のような形でまいて良く耕起してください。春におこしてももちろん良いし、効果はあります。、初年度は、微生物の働きを活性化する時間が必要です。秋に撒くのが良いでしょう。弊社の貝化石は土によくなじみますので、微生物が効果を発揮するには時間も貴重な肥料となりえるからです。撒く量は最初は多めに撒いてください。x10aあたり、100から150kgで調整してください。土壌がふかふかになってきたら、少しずつ減らしていきましょう。
土がふかふかになりすぎると大型機械が入りにくくなるそうです。4から5年目からは、土の顔色を見て調整しましょう。
オタマジャクシもドジョウも住める水田になります。楽しみですねー。
かなりの酸性土壌でしたら、施用量を気にせず2倍くらいまでは最初大丈夫だと思います。
1年目は気にせず多めに入れてみてください。酸性土壌は効果がはっきり出るので多めの施用がおススメです。

 


畑作

有機栽培の場合

作ったたい肥と貝化石をよく混ぜてから畑にまくのが一番いいです。畑でまぜても同じですが、重機などをもっておられるならたい肥作りの過程でもまぜるほうが、よくまざるかと思います。
注意 未成熟なたい肥を使う場合は、貝化石を施用してよく混ぜてから、夏場で最低2週間冬場で1か月以上おいてから、植えるほうがいいかと思います。

化学肥料の場合

肥料施用前にまいても、同時でもどちらでもいいです。
よく耕すのがコツです。すぐに植え付け可能です。
ただし、ハウス栽培の場合pHに気を付けて量を調整しましょう。



貝化石入りぼかしたい肥の作り方 (例)

材料

①炭素分 貝化石肥料      100kg
②窒素分(鶏糞、生ごみ、牛糞etc)  20から30kg


③発酵助成 (フスマなど)        6.5kg
④菌体用エネルギーの素(黒砂糖など) 140g
⑤発酵菌(好気性発酵菌)        420g
⑥乾燥した窒素分を使う場合は水分    適量(40%を超えない程度)

(1)①から⑥をよくまぜる。まぜるのは、重機などを使われるのが一番楽でしょう。
  窒素分の水分量によって、①は調整しましょう。水分を30から40%にしてまぜるのが良いと思います。
  水分が多いと腐るので握ったとき、少し固まってパラパラと崩れる程度にしてください。
  ③は菌の働きを生かすためいれます。5%前後が適当でしょう。
  ④は菌のエネルギーの素になります。酵素を含んだ糖分であれば一番いいです。
  ⑤は山などで土着菌をとってきてもいいですし、評判の良い菌を手に入れて使われるのもいいでしょう。
(2)まぜたら毛布やビニールシートで覆いましょう。
(3)温度があがってくるので、60度くらいになったら再度まぜ、水分を調整します。
(4)温度が下がって、またあがってくるので、再度60度になり、もう一度、まぜて水分調整をし、もう一回60度になったら、
   できあがりです。

発酵が十分でないぼかし肥料を使われる場合は、そのあと、しばらく時間が経過してから植え付けしましょう。
発酵が十分でないと土に負担がかかります。その負担を和らげる手助けを微生物とともに貝化石ができますので
土に入れるときに貝化石をいれましょう。準備ができたかためすためには、ダイコンかカブの種を試験的に蒔いて
ハート形使用がきれいに出れば大丈夫とのことです。
この作り方は一例です。たい肥はどんな作り方でも作れます。
怖がらずにやってみましょう。

この使い方は貝化石肥料の恩師 石川さん作の資料とそのお弟子さんの東北の農家さん佐々木 浩さんのご意見を参考に作らせて
頂きました。


 


施肥基準

水稲 果樹など そ菜 飼料作物 たばこ
5~7 10~12 10~12 5~7 5~7 6~8 8~10 5~7